環境は人を変える。人は決意だけでは簡単に変われない。
こんにちは、たかおです。
環境は人を変える。
以前、読んだ野球漫画での言葉です。
野球部だけど野球を本気でやる気はない補欠の中学生が、顧問の先生の独断でキャプテンをすることになる。その中学生は前の無害な性格ではなく、チームをグイグイ引っ張っていくキャプテンに変わる。しかも、結構すぐに変わっていたように記憶してます。
その顧問の先生の言葉が『環境は人を変える』です。
この話は漫画ですけど、現実でもそうだなって思います。
例えば、ダイエット番組もその1つではないかと思います。
自分で決意し、ダイエットにチャレンジしても、成功する人は少ないです。しかし、ダイエット番組では今まで何度も失敗してきた人のほとんどが痩せます。
ここで言いたいのは『ダイエットに失敗するのは意志が弱いからだ』いうことではありません。ダイエット番組では、痩せることができる環境があるということです。
そもそも、人の意志は弱くて、曖昧なものだと思います。
だから、失敗した人たちが勇気をもって、自分の環境を変えるためにダイエット番組に参加することは、ダイエットを成功させるうえで極めて有効だと僕は考えます。
テレビなので、色々な演出などもあると思いますが....。
人は自分だけの決意ではそう簡単には変われない。変えたいなら、環境を変えることが一番だということです。
もっと言うと人は環境を変えない限り、変われないということです。
麻薬常習者ですら、環境が変われば麻薬をやめる
こんな話があります。
ベトナム戦争時、アメリカ兵の約50%が戦争の辛さから逃れるために麻薬を使用していたといいます。そのうち20%の兵士は深刻な麻薬依存症に侵されていたみたいです。
彼等はその後どうなったと思いますか?
僕はほとんどの人が麻薬依存性から抜け出せずにいると思いました。
しかし、現実は逆です。ほとんどの人が麻薬を使用していなかったそうです。
驚きの結果です。
戦争という過酷な環境から、愛する家族や気の合う仲間と過ごせる普段の環境に戻ることによって、麻薬を使う必要がなくなったからだと僕は思います。あの依存性が極めて高いと言われている麻薬ですら、環境次第でやめることができるのです。
それほど環境の力は強いということです。
終わりに
もし、今の自分を変えたいと思ったら、勇気をもって環境を変えてみて下さい。
普段しないことにチャレンジしてみる。普段なら接しない人たちと接してみる。いつもは読まないジャンルの本を読んでみる。普段の生活習慣を見直してみる。
みなさんも、自分にとって一番良いと思う環境を選択して下さい。
環境次第で人は変われるものだから。