見返りを求める優しさならいらない。
先日、嫌われる勇気という本を読んでいて思い出した言葉があります。
「見返りを求める優しさならいらない」
もう10年以上も前のことですが、この言葉を聞いて、その通りだなと思いました。
見返りを求めてしまうと「こっちはこれだけやってあげた」だとか「これだけやったんだから少しは何かあっても良いんじゃない」と思っちゃうんですよね。
思うだけならまだ良いのですが、実際には態度に出てしまいます。口に出さなくても、伝わってしまい、ますます関係が悪化していきます。最終的には絶縁状態になったり、離婚したりします。
どれだけ良いことをしたとしても、見返りを求めていると、相手に対して勝手に何かを期待して、勝手に失望してしまいます。
相手は何も思ってなかったとしてもです...。
見返りを求めるのではなく「自分がどうしたいか」で決めれば良いのではないでしょうか。
「自分がどうしたいか」で判断すれば相手がどんな行動に出たとしても、それを受け入れることができるのではないかと思います。
相手がどんな行動に出たとしても「自分がしたいから優しくする」そこに、見返りは必要ないと言い切れる人になりたいものです。
ちなみに、僕はまだそのレベルに到達していません(笑)
それにしても、10年以上前に見返りを求める優しさはいらないって言った人はアドラー心理学を知ってたのかな。